アクティブシニア リタイア後の楽しみ方 ジャカルタ近郊の山のリゾート No.12

ジャカルタ近郊の観光地 プンチャック・パス(Pencak Pass)

2022.3.20

 

今回のテーマ:山(峠)のリゾート=プンチャック・パス(Pencak Pass)

 

目次 1.はじめに:プチャック・パスに関して

   2.お勧めの昼食レストラン

   3.プンチャックの道端のお店での買い物(野菜と果物)

    ①バナナに関して

    ②その他の果物

    ③野菜の値段

   4.おわりに

1.はじめに:プチャック・パスに関して

前回は海のリゾートでしたが、今回はジャカルタから一番近く、一番人気の山のリゾートのプンチャック・パスを紹介したいと思います。

プンチャック峠は、ジャカルタの中心部より約80㎞で、道路がすいていれば車でジャカルタ中心部より、約2時間程度の位置にあります。

最高地点で標高1500mあり、昔からジャカルタの人たちの避暑地として発展してきました。

道の両サイドには広大な茶畑が続いています。ただ週末はみんなが殺到し、大渋滞となる峠のリゾートです。

またここで取れたお茶は、インドネシアのジャワティーとして、多くの国へ輸出されております。

なおインドネシアは世界第4位の紅茶生産国で、マイルドな味わいでクセのない紅茶を産出します。

峠までの道中、景色の良い場所には多くの休憩所の小さなお店があり、軽食などが食べられます。

ただし、最近問題になっていることに、一見客に対し高い値段を要求するお店があることです。注文する前に、必ず値段を確認してから頼むようにしましょう。

今回はローカルの甘いコーヒーと、昔ながらの甘辛のたれで焼いたトウモロコシを食べながら、お茶畑の景色を堪能しました。

2.お勧めの昼食レストラン:Alam Sunda(Alam;自然、Sunda:この地域の名前)

峠の頂上を超えて、メインストーリーから左に少し外れた場所にあるレストランです。

 住所:Jalan Raya Kota Bunga No.61 Palasari Cipanas, Palasari, Cianjur,

プンチャックはスンダ人が住んでいるエリアで、このレストランはスンダ料理を出します。

インドネシアの場合、エリア別に住んでいる民族が違い、それが言葉の違いや料理法の違いとなっております。民族の数は、500種はあると言われています。

レストランに入ったらまず、ずらっと並んだ食材の中から、食べたいものを選びます。

ちなみに左側のぶら下がっている、そら豆のお化けのようなものは、プテ(Pete)という豆です。これを皮ごと直火で焼いた後、中の豆を食べます。

インドネシアでは、この豆は利尿効果があると言われており、体の中の悪い物を洗い流してくれるので、体に良いものだそうです。

但し、副作用ではありませんが、食べた後の尿は、信じられないくらい臭いを発します。しかし焼いた豆は、ほろ苦くビールのつまみには最適です。

選んだ食材は、焼いたり揚げたりした後に、テーブルまで運んできてくれます。

スンダ料理は、ほかのインドネシア料理(パダン料理、メナド料理)などと比べてもあまり辛くなく、日本人にも食べやすいと思います。魚は川や沼のものが基本ですが、淡水魚によくある泥臭いにおいはしません。

3.プンチャックの道端のお店での買い物(野菜と果物など)

このエリヤのメインの産業は農業で、道路際のあちこちで野菜と果物を売る店が立ち並んでいます。

①果物(バナナ)

日本ではバナナと言うと、一種類しか無いように思わっるが、インドネシアでは色々な種類のバナナがあります。

真ん中に写る枝に生っている小振りのバナナが、Pisang mas(Pisang:バナナ、mas:金)です。枝に着いたバナナ全部でRp30,000=250円。基本1枝売りなので、多すぎてとても1人食べきれませんので、持ち帰ってみんなで分けます。

今回は真ん中のインドネシアでは一番ポピュラーな、ピサン・アンボン(Pisang Ambon(Ambon:地名))1房をRp20,000=166円で買いました。

インドネシアのバナナは、日本の物とは違い、木で熟れた状態で収穫したものなので、味が濃厚でとても美味しいです。

この大きなバナナはピサン・タンドゥク(Pisang tanduk)と言う種類で、生では食べられません。

そのためインドネシアの伝統的お菓子の揚げバナナ(Pisang goreng)にして食べます。値段は1枝Rp70,000=581円です。

②その他の果物

一年中取れる小振りなパイナップル(Nanas)です。見た目は今一ですが、中身は果汁たっぷりで、甘くてとてもおいしいです。1個Rp10,000=83円

上はアボガド(Abogado)で1KgでRp40,000=332円でした。

これは珍しく、マルキッサ(markisa)と言う果物です。日本ではパッションフルーツと呼ばれていますが、あまり見かけません。値段は1Kg(吊るしてあるもので、約3房程度)でRp35,000=290円でした。直でも食べられますが、ジュースにした方がおいしいと思います。

③続いて野菜です

右下の葉っぱはカンクン(Kangkung)と言う野菜で、日本で言うクウシンサイ(空芯菜)で、インドネシア料理には欠かせない食材です。

これを牛肉、ニンニクなどと一緒に油で炒めたものが、カンクン・サピ(牛肉)ゴーレンと言う料理です。値段は1束でRp2,500=21円。

トマトが1KgでRp10,000=83円、キュウリは3本でRp5,000=42円でした。

トウモロコシは1Kg(4本ぐらい)でRp10,000=83円

Ubi celembu(サツマイモのようなお芋)1KgでRp20,000=166円でした。

 

これらの値段は、日本で言う現地直売ですので、ジャカルタのスーパーの値段の半分以下だと思います。私は自分でこれらの物を買ったわけではなく、運転手に言って値段を聞いてもらいました。たまたま運転手が、スンダ出身なのでスンダ語で聞いたので、普通より安くなっていると思います。

4.終わりに

今回のプンチャック・パスの紹介ブログですが、まだ書ききれない記事が残っており、続いての続編を出す予定です。

さてブログを始めて約4か月が経ちました。書くようになってからは、次のネタを探す必要があり、目的を持ってアクティブに行動するようになり、以前より充実した時を過ごしているように感じます。

今までは果物や野菜の値段など、まったく気にもしていませんでしたが、今回はまるでマーケット・リサーチのように、値段を聞きまくりました。

以外に面白く、遣り甲斐も感じるようになりました。

時間のある方は、ブログなど始めてみたら如何でしょうか。

 

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