アクティブシニアのリタイア後の楽しみ方 ジャカルタ近郊の観光地(アニエール海岸)NO.10

ジャカルタ近郊の観光地 アニエール(Anyer)海岸

2022/3/13

始めに

インドネシアでもコロナに対する警戒感が一服し、外出規制も緩和の方向に向かい出しました。

ここのところしばらくはオミクロンの影響もあり、ジャカルタ市内で過ごしていた週末でしたが、もう退屈も限界の域に達してしまいました。

自称、アクティブシニアの私としては、開放的な空間を求め、首都ジャカルタから逃げ出すことにしました。

今日は久々の快晴、アパートから遠くの山まで見えました。

さて何処に行こうか思案したわけですが、ジャカルタ近郊の観光地は限られており、週末の大渋滞のニュースが毎週報告されています。

 

そこで考えたのが、西ジャワ州のアニエール海岸である。最近インドネシアでも地震が頻発しており、インドネシア人は極度に津波(インドネシア語でもTSUMAMIと言う)を恐れています。

インドネシア人は泳げない人が多いため、きっと海に行く人は少ないだろうとの希望的観測で、アニエール海岸へ行くことにしました。

アニエール海岸

アニエールは、ジャカルタから西へ高速道路を使い約100km、所要時間約2時間の海のリゾート地です。

私は、30年前にも家族で週末に訪れていましたが、その当時はさびれた海岸で、数件のコテージがある程度の場所でした。

今は大型のホテルやお洒落なコテージが多く点在している、ジャカルタ近郊では一番の海のリゾートと化しています。

ただ沖合には活火山のクラカタウ島があり、数年前にも津波が襲い、多くの人が亡くなっております。

アニエールのシーフード

この地域は漁村が多く点在しており、新鮮な魚介類が魅力の一つです。

ただ美味しいレストランは限られており、私のお勧めはBMと言うお店です。

他にも多くのレストランはありますが、最終的に行き着いたのがこのお店です。

今では人気が出て02号店まで出来ました。

今朝小さな地震があったとのことで、インドネシア人は早々とジャカルタに逃げたとかで、おかげでお店はガラガラでした。

隣が小さな漁港になっており、朝とった新鮮な魚がハッポースチロールのボックスに入れられており、まずは自分で魚選び、そして料理方法を伝えます。

何時もより魚の種類も量も少ないので、聞いてみると、天候が悪く波が高いので漁が不調とのことでした。

今日は私が一番好きな、現地でクエと言う魚、日本で言うシマアジと似た魚を頼みました。

今日の昼食は、下側のクエ2匹(シマアジ)頼みました。

カニ(マッドクラブ)は高いので今回は食べませんでした。

魚を焼くのはヤシ殻の炭で、ブンブウ(味たれ)を塗ってから、バナナの葉っぱに包んでから焼き上げます。

 

この辺の田舎のレストランは昔と変わらず、平気で物売りがレストランへ入ってきます。

これもインドネシアの風物詩と考えれば、許せます。

私のところにも物売りの女性がやって来たので、今日はウンピン・ゴーレンを買いました。

ムリンジョと言う木の実をすりつぶして粉にしたものを、水で練って薄く伸ばしたものを揚げた、インドネシア版のスナックです。味はほろ苦いですが、さくさくでビールのつまみとしては最高です。

 

頼まないのに、続いてヤッテ来たのが「オタックオタック(Otakotak)」日本で言う笹かまぼこのようなもので、魚のミンチをバナナの葉っぱに包んで焼いたものです。これも見かけによらず、とても美味しいです

支払いは、食べた分だけ払えば良いシステムです。

昼食は、焼き魚(クエ:シマアジ)、イカ、エビ、野菜2品、ご飯、ヤシ実ジュース、シルサックジュースとお茶、2人ではちょっと頼みすぎてしまいました。

基本的にシーフードレストランに行くときは、いろいろな種類のものを食べようとすると、最小でも4人は必要です。

ただこれだけたのんだ、日本円で約2,400円でした。

 

夕食も新しくできた姉妹店のBM No.2のお店に行ってしまいました。

夕食の献立は、kerang Hijah(緑貝)、Sop kepala Ikan(魚の頭のスープ)、焼き魚(Kakap:日本で言う鯛)、野菜、ご飯、お茶で総額約2000円

Sop kepala Ikan(スープ、頭、魚):本日は焼き魚用に買った鯛の頭部分をスープにしてもらいました。トマト、野菜、生姜、魚入りでコショウが良く効いててとても美味しかったです

お店のメニュー

魚の料理方法は、Bakar(焼く)、Goreng(揚げる)、Rubus(蒸す)が基本です。魚やカニは100g当りで、他のイカ、貝、野菜などは1皿の値段です。

現在価格で日本円に換算すると1円=122Rpですので、例えば40000Rp/122=328円となります。

IKAN(魚)、Kepiting(カニ)、Cumi(イカ)、Udang(エビ)、Kerang(貝)、Ayam(鳥)、Nasi(ご飯)

Sayur(野菜)、Sop(スープ)、Lalapan(サラダ)、Sambal(唐辛子ベースのソース)、Minuman(飲み物)

Sambal:インドネシア料理には欠かせない調味料で、唐辛子や赤タマネギ、ニンニクなどでで作られる、辛いものから甘いものなどさまざまな味と風味を持っています。

結び

今回のブログは、アニエールのBMと言うレストランの紹介記事でした。

今までアニエールの色々なレストランを食べ歩きして、味覚及び値段を比べてみましたが、ここしかないと思います。

 

話は変わり、以前から思うのですが、ジャカルタに居る日本人は出歩かな過ぎると思います。

せっかく来たインドネシアですから、もっと積極的に出歩いてみたらいかがでしょうか。

私は昔から週末は仕事を忘れ、ストレス解消の意味からも、海や山へ出かけることにしております。

なお続編として、次回はアニエールでの推薦する宿泊先を、紹介したいと思います。

 

 

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