アクテイブシニア　No. 31 一時帰国

No. 31　アクティブシニア　1年ぶりの一時帰国

日本のコロナ水際政策が緩和され、12月13日に日本へ一時帰国した。

今回は昨年と違い、羽田空港からは何の制約もなく帰宅出来た。

私は古い人間なのか、正月ぐらいは日本の自宅で過ごしたいと思っての帰国である。

今回の帰国時にやることは、健康診断、自宅に置いてある車の売却、確定申告の準備、旧友との再会、女房との散歩、おせち料理を食べながらの関東大学駅伝のテレビ観戦などである。

車の売却

ここ2年間、私が正月に帰国したとき以外は、まったく動いていない。

私の家族は、妻、娘に息子、全員免許を持っているのに誰も運転しない。

そのためみんなゴールド免許で、私は未だにブルー免許だ。今の若者の車離れは家でも起きているわけです。

車を所有することによる経費は、重量税76,500円、保険50,000円、車検代90,000円等諸々で年間216,500円掛かってしまう。

ここ二年間は、年に1か月距離にして300km程度しか乗っていない。

毎月一回はエンジンを掛け、30分程度のアイドリングをしてもらっていたが、昨年の9月にはバッテリーが上がってしまい、エンジンが掛からなくなってしまっていた。

7年間乗っていたお気に入りの愛車ですが、さすがに経費が嵩むため手放すことにしました。車検も切れていたので、レッカー車による搬送で、とても寂しい思いでした。

車が無くなって不自由になったこと

①買い物

近くのスーパーと言っても1キロ程度はあり、荷物を持って歩くのは結構大変です。女房の苦労が分かった気がします。

②趣味の釣りやゴルフ練習場に行けなくなった

昨年はまでは帰国の際には、必ず一回は行っていた海釣りでしたが、今回は車をレンタルしてまで行く気にはなれなかったです。

③正月の都内のドライブ

毎年正月にはガラガラに空いた首都高を走るのですが、とても気分が良いものでした。

④両親のお墓参り

お墓は都内で駐車場もあり、家から空いていれば40分程度で行けたのですが。

車が無いと、家からはバスと電車を乗り継ぎ1時間半は掛かってしまう。

今回はお墓参りも行かず仕舞いで、両親に申し訳ない気持ちです。

今の歳まで、車の無い生活をしたことが無かった自分としては、車のない生活は考えられず、今後日本に本帰国したときには、早々に車を再購入したいとしみじみと思いました。

確定申告の準備

一年で一番嫌な仕事で、この時期になると憂鬱になってしまう。

国税庁確定申告書等作成コーナーでの作業ですが、とにかく分かりにくいのです。

年金収入、若干の不動産賃貸収入、株取引、医療費控除等を申告するのだが、毎年混乱してしまう。

ほとんどインカムの無い私ですが、苦労して作成しても、必ず追加の税金を徴収される。

旧友との再開（高校サッカー選手権観戦）

毎年この時期になると、家から歩いて行ける駒沢陸上競技場での全国高校サッカー選手権を見に行くことにしています。

今年も高校時代のサッカー部のチームメイトと行くことにした。

ワールドカップでもそうでしたが、今回見に行った高校の試合も時間内でなかなか決着が付かず、PK戦での試合が多かった。

試合では完全に勝っているのに、PK戦で負けてしまうチームを見ると、とても居たたまれない思いがします。

我が通っていた高校は年代が一つ上が東京都でベスト4、我々の代はベスト８まで行った強豪校でした。

あと１勝で全国大会と言うところで必ず帝京高校と当たってしまう。その当時の帝京高校は超強豪校でさすがに勝てなかった。

今回は新たなメンバーも加わっての3人での観戦でした。

50年以上前のチームメートですが、まるで昔からずっと会っていたいたかのように、和気あいあいで会話も弾み、とても居心地の良いひと時でした。

高校時代を思い出すと、毎日シゴカレよく続いたなあと、しみじみ思い出します。あの当時とてもつらかった時を一緒に過ごした仲間は、何年たっても変わらないことを実感しました。

私は高校からサッカーを始めたのですが、中学からやっていた連中とはかなり差があり、とても苦労したことを思い出しました。

二人は未だにサッカーの現役で、まだ年齢は達していないが、70歳以上のチームに所属しています。

駒沢公園のサブグラウンドで今回の一人が試合に出ていたので、見に行きました。

さすがに20分ハーフと試合時間は短いことと、スライディングタックル禁止と特別ルールで行われています。

それでも激しくぶつかり合っており、転ぶと起きられるのか見ていて冷や冷やものでした。

今は膝が痛いことを理由に諦めているが、見ていると羨ましく思え自分もサッカーをやりたい衝動にかられました。

今年からは、少しずつトレーニングを始め、サッカーに復帰したいと思いました。

中締め

今回のブログは、前回からかなり期間が空いてしまいました。

まだ続きがあるのですが、長くなってしまったのでここで中締めさせていただき、次回の続編に繋ぎます。