インドネシアのジャカルタでの単身生活も早いもので、4年近く経ちました。
今は以前に自分で設立した会社の技術アドバイザーを行っていますが、仕事らしい仕事はしていない気がします。
今回は最近のインドネシアでの生活に付いて、以下のテーマで書こうと思います。
1.アパートのジムでの運動
2.ジャカルタでの日本人との集い
3.久しぶりの海釣り
1.アパートのジムでの運動
日課のアパートメントのジム通いは、ほぼ毎日継続しています。
以前のブログにも書きましたが、今は亡き父から昔よく言われた、「歳を取ると、勉強し続けなければ現状維持もあり得ない」と言う言葉を思い出し、「運動し続けなければ、現状維持もあり得ない」と思い、ジムでの運動を続けています。
ジムは6時から開くのですが、私は毎朝5時20分頃に行き貸し切り状態です。
まずランニングマシーンのベルトの上を、4Km歩いたり走ったりしていますが、最近は歩く方が多くなってきています。
昔日本でも流行りました、ぶら下がり健康法を思い出し、背筋を伸ばすためぶら下がりを約1分行います。
その後は、2種類の腕の筋肉を鍛えるマシーンで、錘40Kgを選び各60回程度しています。
その後は鉄アレーを持って、半屈伸と全屈伸のストレッチを行っています。
ジムの後は、貸し切り状態の25mの屋外スイミングプールで約350m泳いでいます。
ジャカルタは熱帯ですので、365日外で泳ぐことが出来ます。
さて話は変わり、インドネシアでは全て車での移動のため、外を歩く機会がほとんどありません。
そのためかインドネシア人の老人は、足が弱くまだ若いのに車いすの人が多くいます。
私もそうならない様に、毎日のエクササイズ頑張ろうと思います。
2.ジャカルタでの日本人との集い
私は一週間に一回火曜日にある、「JKB86会(ジャカルタ馬鹿野郎会)」と言う飲み会には休まず参加しております。
何でこんな名前なんですかと聞いても、意味もなく馬鹿野郎が集まった会とのことでした。
お酒は持ち込みで、日本から戻った人が持ってきます。
メンバーも九州から北海道までおられ、話題も豊富で、日本の少子高齢化問題、ジェンダー問題、ジャニーズ問題、日本のプロ野球やサッカー、日本の国力の低下、インドネシアの社会問題まで多岐に渡ります。
この会のメンバーは常連の人はほとんどが70歳以上ですが、皆さん現役で仕事をしています。この日はジャカルタ在住のキャリアウーマンの二人が参加して総勢8名でした。
最長老は九州の佐賀県出身の83歳で(左から二人目)、元々日本の超スーパーの建設会社のインドネシアの社長をなさっていた人です。
今でも毎週ゴルフを遣られており、仕事で現場にも出ておられます。
それとお酒も食事も、私より飲まれますし、たくさん食べられます。
九州で買ってこられた「長寿の心得」の暖簾で、この会の会場のジャカルタの日本レストランに掛かっています。
ご本人(83歳)曰く、わしはまだ半分しか来ていないとのことです。
金壽:八十才でお迎えが来た時は、なんのまだまだ役に立つと云へ
私は今69歳でこの会ではまだまだ若造で、もっと頑張らなければと、しみじみと考えさせられます。
3.久しぶりの海釣り
何時も一緒に釣りに行っていた現地の友達のルスミアデンが亡くなってからは、釣りの段取りをしてくれる人も居なくなってしまい、なかなか行けませんでした。
他人を当てにしていても釣りに行くのも難しいので、一人で行くことにしました。
今回はジャカルタ周辺の数少ない海のリゾート地アニエール(Anyer)に行くことにしました。
ジャカルタからは車で2時間半程度での距離で、昔はさびれた寒村でしたが、今は多くのホテルが建つ、リゾートになっています。
今回泊まったPadoma と言うホテルですが、海岸に面したコテージタイプの部屋です。
ホテルの部屋からの風景で、右側に釣り船があります。
ここの船は、小さな船で両側に竹で作ったアウトリガーがあり、二人しか乗れません。
ここの漁師は、夜の7時に出船しガスランプで灯りともし、光に集まってくる餌のイカを手編みでしゃくって取ります。
インドネシアの海での夜釣りは初めてでしたが、とても涼しく快適でした。
ただ船が狭くて、まったく寝ることはできません出した。
私はイカを餌にして夜釣りをしました。
漁師のジュナディ君は28歳の独身で、この船は親方から借りており、将来は自分の船を持ちたいとのことでした。
今回初めて分かったのですが、彼らの釣りは明け方までひたすらイカをしゃくり続け、150パイ以上取れた段階で、150本の針にイカの餌を付け、一気に海底に仕掛けをおろします。
明け方一回の釣りで、仕掛けは全長で300m以上あり、落として待つこと約30分、一気に手で巻き上げます。
私自身の釣果は10匹程度で、寄港したのは朝の8時で、トータル13時間船に乗っていました。
魚は日本でいうタイ、カマス、シマアジ、エイなど、かなりバライティに富んでおります。
ジャカルタに戻り、仲間の日本人に話すと、「よく怖くなかったですね」とみんなに言われました。
その意味は、小さな船で真っ暗な海に出ることと、貧しい漁師に襲われる可能性の二つだそうです。
私としては、かなり疲れましたが、気分的にはリフレッシュ出来たので、大満足でした。費用は、日本円で5000円程度でした。
関連