前回のブログ投稿から一ヵ月以上が経ってしまいました。
今回は現在生活しているインドネシアのジャカルタでの楽しみ方について、再度書こうと思っております。
1.ジャカルタでの楽しみ方(海釣り)
ジャカルタでの生活は、日本と違って観光地が近くにあまり無く、男の人は大抵ゴルフにハマっている人が多いです。
私もゴルフをしないわけではないが、日本でもどちらかと言えば海の船釣りの方を優先してきました。
私は30年前の最初の赴任の時から、地元の釣り専門の漁師とジャワ海へ繰り出しておりました。
その当時は、治安も悪く日本人で釣りに行く人はほとんど居ませんでした。
2.釣りとの出会い
釣りの趣味は、今から60年前に遡ります、父が教師だったので夏休みに諏訪湖畔の岡谷の古い蚕糸業(さんしぎょう)の民家を一夏借りて過していました。
諏訪湖は水が豊富で桑の栽培にも適しており、昔は蚕糸業の豪農が多くいたそうです。
当時小学生だった私は、その時に父に連れられて諏訪湖で釣りをしたのが、生れて最初の釣りだと思います。
釣れたのは、記憶にあるのはナマズで、東京の自宅まで持って帰ったのを思い出します。
その後は、小学校に入り市ヶ谷の釣り堀の鯉やお堀でのクチボソ釣りに行った記憶があります。
今でも賑わっている市ヶ谷駅前の釣り堀
日本のサラリーマン時代は、会社の釣り同好会に参加し、海での船釣りを始めました。
今では乗り合いの釣り船(遊漁船)に乗っておりますが、当初は1人で行くことにはかなり抵抗がありました。
漁師上がりの船長は、かなり言葉が乱暴な人が多く、私は客なのによく怒鳴られました。
また、最初のころは手際が悪く、隣の人の釣り糸に絡んでしまったりして、文句を言われたりしました。
それらのことがトラウマになり、なかなか1人で乗合の釣り船に乗ることが出来ませんでした。
今では日本に居る時には、良く行くのが川崎の遊漁船「つり幸」で、とにかく都心から一番近いのが魅力です。
釣り物は、アジ、太刀魚、イカ、シーバスなどです。
日本の釣り船は、結構込み合うためかなり気を使います。船に乗ったら隣の人には必ず挨拶するのが鉄則です。
釣り宿「つり幸」の壁に掛かっていた写真です。2003年にパイロット役の木村拓哉主演のドラマ[Good Luck]の実家として出てきたのが、この釣り宿でした。父親役は今は亡きいかりや長介さんでした。
3.インドネシアでの釣り
①インドネシアの魚の種類
インドネシアで釣りを始めた当初は、熱帯なので熱帯魚しか居ないのかと思っていました。
最初は何が釣れるか分からないため、魚市場に行き売っている魚を調べに行きました。
以下の写真は現在の魚市場の写真です。熱帯なのに魚はカツオ、太刀魚、タイ、アジ、サバ、カワハギなど日本と変わらない魚が取れます。
またイカやカニ、貝などもたくさん売っています。
②ジャカルタでの海釣り紀行
さて本題のジャカルタでの釣りですが、市内のアパートから空いていれば1時間程度で行けるTanjung Pasirと言う漁港からの出船です。
ここの船は、釣りで魚を取る専門の漁師なので、釣りに行くには持ってこいです
今回乗ったのはCEMARAJAYAと言う船で、何とトイレを新設しました。以前は海の上で、揺れる船尾に立ち排尿していました。
この港で一番腕が良いと言われているスルヤディ船長(Capten Seryadi)と行くことになりました。
この船にはスルヤディ船長(写真中央)以外にも4人の漁師が乗船しており、彼らが釣った魚も持ち帰り出来ます。
釣り場は港から1時間半ほど走った綺麗な海です。
日本の漁場とは違い、我々以外は船はおらず海も貸切状態です。見えるのは無人島のみです。
船に乗ると、朝一番に出てくるのは漁師が入れてくれたコーヒーです。
続いて出てくるのが朝食のインスタントラーメンです。
調理法が問題で、インスタントラーメンは袋の四隅に穴をあけた後、袋ごと茹でます。最初は袋の印刷が溶けだすのではないかと心配しました。
漁師曰く、何人分か一緒に茹でる場合、これの方が麺が均等に分けられるのでもめなくてよいそうです。
本日はKari Ayam(鳥のカレー味)のインスタントラーメンでとても美味しい、特に海の上で食べるラーメンは格別です。
ブログの長くなってしまいましたので、今回はこのへんで一回閉めさせていただきます。
次回のジャカルタ釣り紀行の続編も、ご期待ください。
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