ジャカルタ近郊 ショートトリップ
1.ジャカルタの休日の過ごし方
インドネシアも日本同様に活動制限が解かれ、今までの反動か観光地には人が押し寄せており、道路も大渋滞でした。
日本と違い、首都のジャカルタの市内にいても、ショッピングモールに行くか、映画館でインドネシア語の字幕付きのハリウッド映画か、インドネシアの映画(ほとんどがホラー物)を鑑賞するか、後はマッサージに行くぐらいしかやることがありません。
インドネシア人の若者もデートはほとんどショッピングモールモールへ行くとのことです。
2.再びバンドンへ
今回のバンドン行きの目的は、日本産のイチゴの栽培が始まったようだとの情報があり、バンドンの高地に位置するチウィディ(Ciwidey)の栽培地を見に行くことです。
実は5年前に、私自身が日本のイチゴの栽培をここで始めようと思い、地元のイチゴ栽培の農家と検討を始めたことがありました。
日本から特許の切れた品種のイチゴの苗木を輸入し、温度の低い高地のここで試験栽培をしようと思っておりました。
イチゴの栽培は、種から育てるのは難しく、日本でも親株の株元(クラウン)からランナーと云う茎を発生させ、その先端に根、葉、茎を持つ新しい子株を作り、それを育てて増やしていきます。
しかしインドネシアの政府の輸入担当機関に話すと、苗木の輸入は禁止されているとのことで断念した経緯がありました。
今回訪問した、Ciwideyのいちご畑です。
日本のビニールハウス栽培とは違って、ビニール袋(ポット)に土を入れ、そこで育てるポット栽培です。
日本とは違い、広大な土地で栽培しておりました。
ここでは昔ながらのインドネシアのイチゴが栽培されており、小粒で酸っぱいでした。
イチゴ畑には、色とりどりの帽子を被った女性が、葉の選定作業を行っていました。
話をするととてもフレンドリーな人たちで、朝の6時から夕方の4時ぐらいまで働いているとのことでした。
このとき撮ったビデオを添付しましたので、ダウンロードして見て下さい。
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Ciwideyの町には、イチゴを販売しているお店がいっぱいあります。1パックで日本円で約200円でした。
ただ今回の目的の日本のイチゴには出会いませんでした。
Ciwideyの町は高地に位置しており、バンドンからの避暑地の一つで、涼しく落ち着いた場所でした。
3.バンドンでの昼食(スンダ料理)
バンドンは元々はスンダ族の人の町で、レストランはスンダ料理のお店が多いです。(SANKAN HURIP 3)
皿に盛られた冷めた料理を選び、レジでお金を払った後、温めたものを席まで持ってきてくれるシステムです。
今回、運転手に進められてインドネシアで初めて、ドジョウに挑戦することにしました。
料理法としては、カリカリに揚げたものでクセもなく食べられました。
私が食べた昼食で、魚とドジョウの揚げ物、空心菜とナスの炒め物、ララプ(生野菜)とシルサックのジュースです。
日本には無いと思いますが、シルサックと言う果物でジュースにすると、とても美味しく私の好物です。
スンダ料理は板の間で座って右手で食べます。
イスラム教では左手はトイレの時おしりを洗う手で、食事や握手では使いません。
ちなみに私は、スプーンとフォークをたのみ食べました。
4.今回泊まった宿
以前のブログでも紹介したバンドンの避暑地No.1のLemband(レンバン)の自称水上コテージのImah Seniman(イマ スニマン)に泊まりました。
かなり古いコテージですが、年を取った私にはとても心休まる場所です。
ただ行くと必ず水面を泳ぐ蛇(毒は無いそうですが)に出会います。
5.終わりに
今回は以前にも紹介したバンドンを取り上げました。ジャカルタから手ごろな観光地はもう行き尽くしてしまった感じです。
最近、自分でこの年になってのインドネシア生活に付いて色々考えることが多くなっております。
こちらでの生活のメリットは、
1.毎日無料でアパートのジムに通えることや、一年中屋外のプールで泳げること。今のところ体調は至って健康です
2.まだ少しではありますが仕事があること
3.一日中家にいて、女房に迷惑を掛けないこと
デメリットは、
1.日本の友人に会えないこと
2.家族と一緒に暮らせないこと
3.死ぬまでには行きたいと思っている、女房との長期海外旅行に行けないこと。
最低でも一つの場所で、一か月は滞在したと思っております。
とにかく、もう少しインドネシア生活やブログは、頑張って続けようと思っております。
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