アクティブシニアのリタイア後の楽しみ方NO.47 最後のジャカルタ 2

前回のブログの続きです。

日本から来た、高校時代のサッカー部のメンバー4名のジャカルタ観光旅行がテーマです。

5. 8月22日(二日目)

二日目は朝から、インドネシア第三の都市**バンドン(Bandung)**へ出発しました。バンドンはジャカルタから南東約200kmに位置し、車で約2時間半の高地にあります。スンダ族が多く住んでいるこの町は、インドネシアで5番目に人口が多い都市です。

バンドンは植民地時代に政治・経済・文化の中心地の一つとして発展し、快適な気候から「ジャワのパリ(Parijs van Java)」と呼ばれ、多くの外国人(オランダ人、中国人、日本人など)が居住していました。

昼にバンドンに到着し、まずは郊外にある眺望が素晴らしいレストラン「Warung Taru」で昼食をとりました。ここでは、ナシウドゥクが有名です。

ナシウドゥクはご飯の上に揚げた玉ねぎ(bawang goreng)が乗り、鶏肉、乾燥牛肉、目玉焼き、海老せんべい、キュウリなどが添えられた料理です。

日本ではあまり馴染みがない料理ですが、我々シニアグループも「美味しい」と絶賛し、完食しました。

 

昼食後は、レストランの近くにある、インドネシア人の間でもあまり知られていない観光スポット「Bird Pavilion」に向かいました。

入園料を払った後に鳥の餌を買い、いざ入場。

最初のアトラクションは、カワウソへの餌やりです。手の上に餌を乗せると、カワウソが可愛らしく両手で餌をつかみます。カワウソの手は想像以上に柔らかかったです。

次は、日本ではあんまりお目に掛ったことのない、ちょっと変わったフクロウとの記念撮影です。皮の手袋を借りての撮影でした。

他にもいろいろな鳥がおり、直接餌やりが楽しめました。

 

その後、バンドンの歴史的な通り**Braga(ブラガ)**へ向かいました。

この通りはオランダ時代に商業地区として栄え、現在も観光名所として人気です。我々は昼間に訪れましたが、夜のイルミネーションが特に美しいとのことです。

 

次に宿泊先の**Lembang(レンバン)**にある「SapuLidiリゾート」へ向かいました。レンバンはかなり高地にありバンドン市民の避暑地でもあり、夜は寒いくらいの気温です。

今回泊まったSapuLidiは、モダンなホテルとは異なり、あまりきれいとは言えない池の上に建てられたコテージです。

ここでも部屋はDouble Bed Roomだったため、追加のマットレスを床に敷いて対応しました。

 

夕食は、車でレンバンの町へ向かい、私が以前から気に入っている中華レストラン「MANDARIN」へ行きました。

ここでのベストセラーは、Kangkung (日本でいう空心菜の一種)Cah Specialで、熱々の鉄鍋にのって出てきます。

我らメンバーも「美味しい」と夕食を楽しみました。

6. 8月23日(3日目)

この日は、早朝から鳥のさえずりで目が覚めました。窓の外を見ると、木の上をリスが元気よく走り回っていました。

まず最初に向かったのは、宿の近くにあるレンバンの観光地、Floating Marketです。

池に浮かんだ屋台でインドネシア各地のスナックや食べ物を売っているのですが、朝食をたっぷり食べた直後だった我々は、特に買うものもなくすぐに退散しました。

正直、入場料を払ってまで行く価値はあまり感じませんでした。

次に向かったのは、バンドン市内にあるRumah Mode Factory Outletです。バンドンはインドネシアの繊維産業の拠点で、海外ブランドの工場も多くあります。メンバーたちは買い物を楽しみました。

行く日によって取り扱っているブランドが異なり、今回はTimberlandSuperdryKenzoBurberry、などが並んでいました。仲間たちも奥さんやお孫さんへのお土産を買っていました。

私がここで買ったMAISON KITSUNEのポロシャツ日本円で2,200円でした。

ここはお洒落なレストランもあり、今ではバンドンの観光名所になっています。

 

昼食には、インドネシアの定番メニューであるサテ(Sate)を食べにジャカルタへ戻る道中にあるPurwakartaにある有名店Sate Marangiと言うレストランへ向かいました。

サテは、鶏(Ayam)、牛(Sapi)、ヤギ(Kambing)の串焼きで、日本の焼き鳥に似ています。私は脂の載ったヤギの串焼きが好きですが、ハイ・コレステロールとのことでした。

このレストランは巨大な倉庫のような作りで、500人以上が一度に食事できる広さです。

ジャカルタ市内には「Sate Marangi」の名を騙ったお店がたくさんありますが、本物はここです。仲間たちの評価も「まあまあ」でした。

 

夕食はジャカルタに戻り、Kemangのショッピングモール内にあるベトナム料理店「Saigon」へ。

定番のフォー、生春巻き、そしてバイン・ミー(フランス原産のパンのバゲットに牛肉やパクチーを挟んだ料理)を楽しみました。食事前にはインドネシア産Bintang Beerで乾杯しました。

三日目も無事終了し、明日は海のリゾートへ出発します、続きは次のブログをご覧ください。

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