ジャカルタ近郊の観光地 アニエール(Anyer)海岸 続編
1.ホテルの決め方
今回、紹介するアニエールは、海のリゾートです。
私はホテル選びの条件として、以下の項目をあげました。
①部屋からヤシの木と海が見えること
②海岸まで歩いて直ぐに行けること
③部屋のシャワーがお湯が出ること
④宿泊費が安く、料金に美味い朝食が含まれていること
色々な旅行サイトのページがある中で、私はまず最初に開くのは、トリップアドバイザー(Tripadviser)です。
理由としては、宿泊費の比較が表示されるので、同じホテルでも一番安いサイトを見つけられます。
また、日本語のサイトがあるのも便利です。
まずは「ホテル」の項目を選び、行き先は? に[Indonesia/anyer]と入力しました。
今回はPatra Comfort Anyerホテルを選びました。
すると、3社(Booking Com, Agoda, FIND HOTEL)の旅行サイトが表示されましたので、最安値のBooking Comのページへ飛び、最終的に予約しました。
今回選んだPatra Hotelは、すべての部屋がコテージタイプで、海に面したヤシの木のある砂浜に建っております。
アニエールには他にもお勧めホテル(後半で紹介します)も数多くありますが、部屋選びで注意すべきところは、[Ocean View(海が見える)]であることです。
一般的によくあるのが、[Garden View(庭が見える)]で、ひどい時は部屋から駐車場しか見えない部屋とかがあります。
但し、[Ocean View(海が見える)]の部屋は多少割高ですが、せっかく海のリゾートに来たのですから、外せないと思います。
2. Patra Comfort Hotel
今回は、先ほどあげたホテル選びの条件をクリヤーした、Patraホテルに泊まることにしました。
ヤシの木が南の国の雰囲気をかもしております。ちょっと古いですが、すべてコテージタイプの部屋です。
二部屋が1つのコテージで、部屋の前には小さなテラスがあます。
そこには小さなテーブルと椅子がおいてあります。
ここに座り、コーヒーを飲みながら、ゆっくり目の前の海を見ることにより、ジャカルタの喧騒から解放されたことを実感します。
ここはやはりインドネシア、案の定、多くの物売りの人がテラスの前までやって来ます。
干物の魚売り、服売り、貝で作ったおみやげ売り、マッサージおばさんと、次から次へとやって来るわけです。
言葉の喋れない、ヤシの実売りのおじさんが来たので、買うことにしました。
日本に居る時は、ヤシの実を一人で飲むなんて、とてもいい値段するのではないかと思っていたわけです。
今回、目の前でヤシの実を、なたのようなナイフでさばいてもらって、払った値段が20,000Rupiaで、日本円だと約165円でした。
各コテージの裏側には、車が乗りつけられる駐車場があります。
ホテル選びの条件のもう一つは朝食ですが、部屋から徒歩で5分ほどの岬の上にあるレストランでのバイキング形式でした。
料理の数はそれほど多くありませんでしたが、味付けはまあまと言った感じでした。
食事の場所は海に突き出したテラス席で、とても居心地の良いところでした。
私が選んだ朝食のメニューは、インドネシアの代表的なナシゴーレン(焼き飯)、クイティオゴーレン(焼くうどん)、アヤムゴーレン(鳥の唐揚げ)、クルプック(エビせん)、卵焼き、スイカ、オレンジジュース、コーヒーにお茶です。
インドネシア料理で問題な点があります。メインのナシゴーレンを皮切りに、後ろにゴーレンと付くものが多いことにお気づきでしょうか。
ゴーレンとはココナッツオイルを使って、揚げるか炒める料理方法です。
インドネシア料理は、とにかく油を大量に使うものが問題です。
そのためかインドネシアの女性も男性も、肥満型のひとが町に溢れているわけです。
男性もイスラム圏ですからビールを飲むわけではないのに、日本で言うビール腹のひとが目立ちます。
この原因が油を使う料理法にあるのだと、私は確信しております。
3.アニエールの他のおすすめホテル
①Mamburk Hotel
かなり規模の大きいホテルで、二階建ての建物が何棟もあります。出来るだけ海に近い二階の部屋が良いと思います。大きなレストランを完備しており、土曜の夜はバーべキュウ・ディナーがあると思います。
②Hawaii Resort Hotel
部屋もモダンな感じのホテルです。Ocean Viewが絶対条件です。食事も美味しいです。
③Aston Anyer Beach Hotewl
部屋もきれいでモダンな雰囲気のホテルです。ここもOceanviewの部屋に泊まりましょう。ただ一つ問題があるとすれば、駐車場が道路を挟んで反対側にあります。運転手がいない場合は、かなり不便です。
4.終わりに
ジャカルタでの仕事を離れて気分転換するには、距離的にも時間的にもアニエール海岸は、非常に便利なロケーションだと思います。
最近の人たちは、コロナの影響を抜きにしても、日本人もインドネシア人も出掛けず、家の近所で過ごす人が多いと感じます。
インドネシア人の若い人に聞いても、土日は何しているか聞いても、恋人と近くのショッピングモールに行って、映画を見て食事すると言う、答えが圧倒的に多い気がします。
日本人の若者も、最近では自宅から数キロ圏内で、すべて完結してしまっているという話を、よく聞きます。まったく勿体ない話です。
私も若いころは、友人に色々誘われても、行ってもどうせ面白くないと思い、断ることが多かった時期もありました。
ある日心境の変化があり、次のように考えることにしました。
行かなければ、何も起こらないことは確実です。しかしもし、行っていれば、何かが起こるかもしれない、と言うことです。
嫌なことや失敗したことも、この歳になって振り返ると、良い思い出として残っているのです。行かなかったり、しなかったことは、一生後悔として残ってしまうと言うことです。
一回しかない人生ですから、私はアクティブな生き方をしようと、自分に言い聞かせ、行動することにしたわけです。
今回はジャカルタ近郊の観光地の第一弾として、アニエール海岸を紹介しました。私から見て、まだまだ紹介したい場所は多々ありますので、乞うご期待ください。
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