アクテイブシニアのリタイア後の楽しみ方 No. 19 実際にバリへ(その2)

アクテイブシニアのリタイア後の楽しみ方 No. 19 バリの休日(その2)

 

今回のテーマ

前回のブログに引き続き、実際のバリでの休日に関して続けたいと思います。

何回も言うようですが、今回もジャカルタからバリに来ると、別の国へ来たと言う幻想に捕らわれます。

ここはまさに神秘に満ちた、楽園と言う感じです。

私は日本人向けのリタイア後のアクティブ・シニア・ビレッジを創るとしたら、バリ以外には考えられないと、今でも思っています。

またバリの中ならウブドゥの村が、候補地の一番だと考えます。

今回はコロナの影響で、しばらくバリに来ることが出来なかったので、自分の中でのバリのイメージを、再度確かめる旅でもあります。

1.芸術の村ウブドゥ(Ubud)へ

ウブドゥはバリの国際飛行場からは、車で1時間程度の内陸に位置しています。

そしてこの村は、バリ芸術、言い換えれば文化の中心的な村で、絵画、バリダンス、バリ音楽(ガムラン)など、質の高いことで知られています。

バリ島観光では、必ずと言ってよいほど訪れる場所です。

①ウブドゥ村の超高級リゾート

またウブドゥには、超高級ホテルとして世界的に有名な(ヴィラ)のアマングループの「アマンダリ」(Amandari)があります。(2名1室朝食付き一番安い部屋でも1泊で約15万円ほど)

1989年にアマングループとして、バリで最初のヴィラ・リゾートして開業しましたのが「アマンダリ」です。

プール付きのヴィラのLiving Room

このプールは、世界初の「森へと落ちるインフィニティプール」として世界的に注目されているものです。

インフィニティプールとは、水際や外縁を水で覆い、外縁が存在しないかのように見せかけたプールのことだそうです。

またバリには、他にもアマングループのホテルが海側に、「アマンキラ」(Amankila)「アマンヌサ」(Amannusa)と二つもあります。

星のやバリ

最近では2017年に日本の星野グループの「星のやバリ」も、ウブドゥに進出しております。(2名1室、1泊朝食込みで約9万円)

もちろん私には、高級すぎて到底縁の無い世界ですが。

「星のやバリ」が建った当初、私は見学させて欲しいと訪れましたが、宿泊客以外は入れることは出来ませんと、断られたことを思い出しました。

宿泊客重視で考えれば、当然の対応だとあきらめました。

これらの超高級リゾートも死ぬまでには、一回ぐらい女房と泊まってみたいものです。

 ②ウブドゥ村での散歩

さて現実の世界の戻って、私はウブドゥへ来ると必ず表道りから逃げ出し、昔ながらの田園地帯を散策することにしています。

ここで紹介する本は、「バリ島 ウブド 楽園の散歩道」と言う本です。

とても良く描けていて、ウブドへ行くときには持っていくと、とても役に立つと思います。

今回はこの本で紹介されていた、ウブドの王宮からジャラン・カジェンの田園地帯の散歩道を歩くことにしました。

本の②の付近で、ここから散策の始まりです。

ここで注目すべきは、道路に張りつめられたコンクリート版ですが、レストランの宣伝や訪れた人の名前や日時が描かれています。

名前が描かれた人はきっと、自分の家族や友人を連れて再度訪れ、誇らしげに案内するのではないでしょうか。

散歩の最初はコンクリート版などで舗装されていましたが、先へ進むとオートバイしか入れない狭い道となり、しまいには人が1人やっと通れるか、本当にこの道で良いのかと思うほどの小道に変わります。

また本に書かれていたように、田んぼにアヒルがたわむれていました。

道中の道端にあった家ですが、人もおらずお店か何か分かりませんが、ヤシの実で作ったユーモラスなお面のようなものが、一杯ぶら下がっていました。

道中にあった小さなヴィラの入口ですが、色の着いた玉石をつかって花を描いたコンクリート板で、とてもお洒落な感じがします。

家に入るアプローチですが、日本だと池の中の飛び石は、危ないからダメだとなりそうですが。

今回の散歩道ですが、かなりの長い道のりで汗びっしょりになっていまいました。

また折り返し地点付近は、途中で引き返そうと思ったほど道が狭かったです。

白人の親子とアベックの二組にあった以外、ほとんど人にも会いませんでした。

③ウブドゥ村の変化

「カフェロータス」

散歩を終えると調度昼でしたので、ウブドゥのメインストーリーに戻り、今から約40年以上前の1983年開業した、老舗中の老舗で有名な「カフェロータス」と言うレストランに入りました。

以前に来た時は、待つお客でいっぱいでしたが、今は閉まってしまったのかと思うほど、お客がいませんでした。

このお店は名前のごとく、ハスの池がありフォトスポットとしても有名なレストランです。

以前と大きく違うことに、中国の団体客、日本や韓国からの観光客で溢れていた店内も、今は居るのは白人のみでした。

私は隣の席にいたドイツ人の老夫婦と息子らしき人たちが気になり、勝手に想像を膨らませました。

きっと息子さんが自分の両親を、バリ旅行に招待して連れてきたように思えました。

私も将来自分の子供たちが、我々夫婦を外国旅行に連れてきてくれたらと、羨ましく思えました。

「ウブド市場」

残念なお知らせですが、ウブドの観光の目玉であった、「ウブド市場」が取り壊されて今はただの空き地になっておりました。

以下の写真は、以前のウブド市場のものです。大変な人の賑わいでしたので、とても残念でしかたがありません。

以前は、バリでのお土産は、ここに来れば何でも安く買えたので、観光客も大挙して来ていました。

バリを訪れた世界中からの観光客で賑わっていた当時が、しのばれます。

ソース画像を表示

現状は、全て立ち退き解体も終わって、ただの空き地に変貌しておりました。

聞く処によると再建計画があるとのことですが、今回のコロナの影響で観光客も激減し、計画も遅れてしまっているようです。

私としたらウブドの一つの顔でしたから、一刻も早く再建してもらいたいと思います。

2.今回のブログの終わりに

まだまだバリの休日に関しては終わりではありませんが、ブログが長くなってしまったので、一旦閉めたいと思います。

今回のウブドゥの散策に於いても、以前に私が感じた昔の日本の田舎を彷彿させる風景に、出会うことができました。

夜になるとカエルの声が響き渡り、田んぼには蛍が飛び交う光景が今でも残っており、まさにノスタルジーに浸る思いです。

次回も引き続きバリの魅力を皆様に、お伝えする予定です。

 

 

 

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です