アクテイブシニアのリタイア後の楽しみ方 No. 20 実際にバリへ(その3)

今回のテーマ

バリの休日をテーマにしたシリーズも、もう3回目に突入し、今回で最終章にしたいと思います。

目次

1.バリを愛した日本の著名人

2.ウブドゥでの滞在先

3.キンタマーニ高原へ

4.サヌール海岸(Sanur Beach)へ

5.チャングウ海岸(Canggu Beach)へ

6.バリの休日を終えて

 

1.バリを愛した日本の著名人

ここでバリを愛した日本の著名人も何人か居られ、過去にテレビなどで紹介されておりました。

新庄剛志日本ハム監督(Big Boss)

最近テレビをにぎわしているビック・ボスこと新庄剛志監督も、2007年に現役を引退後、仕事でCM撮影のためにバリに来られ、一発で気に入っしまったそうです。

移住当初は、バリの豪邸に住んでいたことは知られた話です。

以前の豪邸は、地上3階建てに8LDKで、自身の趣味のためのモトクロス・コースまで造ってしまったとのことです。

数年前に豪邸を手放し、ここ最近では家賃3万円の6畳ワンルームに引っ越していたそうです。

本人曰く、バリには通算で14年住んでいたとのことです。

西城秀樹氏

また3年前に亡くなられた西城秀樹氏も、バリに豪華な2500坪の別荘を所有し、住んでいたことも有名な話です。

また以前には「バリスタイルの家」と言う本も出版されています。

 

2.ウブドゥでの滞在先

今回ウブドゥで泊まった宿ですが、超高級ビラではなくウブドゥの中心から少し南に下がったSanti Mandala Villa &Spaと言うビラです。

泊まった部屋は、ハスの池の上に建つ落ち着いた雰囲気の小奇麗なところでした。

1拍朝食付きで日本円で約7,000円のリーズナブルな宿ですが、コロナ前は倍の値段だったそうです。

宿泊客も、イスラム正月前なのでガラガラで、私の他には白人2組だけでした。

https://www.guestreservations.com/santi-mandala-villa-spa/booking?clkid=023276de618a1cbea803145ae52d1980

バスルームのバスタブは、自然の石をくり抜いて造られた物でとても肌触りが良く、日本にあったら良いのにと思いました。

またバスルームはオープンエアーの空間にあり、その壁にはまるで人が作った造花か絵で描いたような錯覚をする、壁を這う葉っぱが生えていました。

寂しいことに、スイミングプールも誰一人いませんでした。

朝、部屋のテラスに座っていると、従業員の女性が神棚にお供えを持ってお祈りに来たので、声を掛けて写真を取らせてもらいました。

バリの女性はみんな愛そうが良く、そして姿勢がとても良いように感じます。

歳を取った女性も、みんな背中がピンと伸びている。私が考えるにバリの女性は、荷物を持つ際にはみんな頭の上に乗せて運ぶため、猫背では運べないからではないかと思います。

 

3.キンタマーニ高原へ

翌日快晴、ウブドゥ村から約1時間自分で車を運転し、北の山側に上った先のキンタマーニ高原に行くことにしました。

ここは風光明媚な標高1,500mの高地にあり、バリ島の避暑地となっています。

「キンタマーニ」とは日本人に取っては変な名前ですが、サンスクリット語で、キンタとは「思考」、マーニは「珠」という意味で、「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味を表しているそうです。

バトゥール湖は、三日月形のカルデラ湖で、活火山であるバトゥール山のクレーターに、水が溜まって出来たものだそうです。

キンタマニ高原から見たバトゥール湖です。

なおキンタマニは、固有のキンタマニ犬と言う犬の産地としても有名で、村で販売されていました。

警戒心が強く、番犬としては最適だと言うことです。

販売価格は、子犬で1,000,000Rp(約8,700円)だそうです。

4.サヌール海岸(Sanur Beach)

さてウブドゥの次に行ったのが、バリ島の南側で東海岸のサヌールです。

ここはかつては人気があった海岸リゾートです。

ただ今は日本からの観光客も、高級ホテルが集中しているヌサドゥア(Nusa Dua)やジンバラン(Jimbaran)のホテルに滞在することが多いです。

そのため、サヌールはすこし寂れた感じがするように思われます。

今回行って見て分かったのですが、観光客の多くは白人で、なお老人が多いように感じました。

サヌールはとても落ち着いた雰囲気で、年寄りには向いている気がしました。

地元で聞くところによると、バリ在住の日本人もサヌールに住んでいる人が多いそうです。

ここは先日行ったスミニャックとは反対側の東海岸なので、朝焼けが有名な場所です。

夕焼けより朝焼けの方が、とても幻想的で綺麗に感じました。

良い写真が取れたので、しばらく堪能下さい。まさに太陽が海から顔を出しました。

日が昇り、漁師が朝の漁に出るところです。

サヌール海岸は私から見てもとても落ち着いた雰囲気で、年を取ったら(私は自覚がまったく無いですが、もう老人の範疇に入るかも)住んでみたいと思いました。

今回サヌールで滞在したのは、インナ・グランド・バリビーチ(Inna Grand Bali Beach)と言うコテージタイプの宿でした。

目の前がサヌール海岸で、とても居心地の良いコテージでした。

https://innagrandbeach.com-bali.com/

夜は海岸沿いのワルン・アンピビア(Warung Ampihbia)と言う人気のビーチレストランで焼き魚料理を食べました。

釣り好きなマッチョなオーナーが、その日に釣ってきた魚を食べさせてくれます。

小さな店でとても込んでいるので、食べるならお早めに行って席を確保する必要があります。

ここは日本のガイドブックにも紹介されており、私が行った時にも日本人が飲んでいました。

https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g297700-d10085273-Reviews-Warung_Amphibia-Sanur_Denpasar_Bali.html

5.チャングウ海岸(Canggu Beach)

今回のバリでの休日の最後に訪れたのが、チャングウ海岸です。

バリのビーチリゾートは南のクタ(Kuta)から始まり、北へスミニャクそしてチャングウと開発が進んでいます。

サヌールで聞いた話では、今一番人気の場所はチャングウで、お洒落なビーチクラブなどが新しく開業したとのことでした。

自称アクティブシニアとしては、行かずにバリの旅を終えるわけにはいかず、サヌールからハンドルを握り行くことにしました。道が混んでいてなおかつ狭いため、1時間弱掛かりました。

海は人が少なくすいており、私はサーフィンはやったことはありませんが、サーフポイントとしては最適だそうです。

海岸にはサーフィンを教えてくれるお店がありました。

サヌールで会ったおかまの彼が、一押しだったカバノン(CABANON)と言うレストランへ行ってみることにしました。

左側に座っているのが、フランス人オーナー夫婦で3年前にオープンしたそうです。

https://www.threesixtyguides.com/cabanon-bali-review-bali-food-2022/

目の前の海を見ながらの食事が出来、雰囲気は良かったです。

聞くところによると、夜はお客が一杯になり雰囲気も最高だとのことでした。

レストランの目の前が海で、まるでヨーロッパに来たのかと錯覚してしまいそうで、お客は全て白人でした。

お客が少ないこともあり、食事のメニューは少なく、ハンバーガーらしきものを食べましたが、味はなかなかでした。

やはり本物のブロンズの美女は絵になりますね。

 

今回は行けませんでしたが、チャングーには他にもお洒落で美味しいレストランが一杯あるとのことでした

次回はチャングーの宿に泊まって見たいと思います。

 

6.バリの休日を終えて

今回のシリーズはバリの魅力を少しでも、みなさまにお伝え出来ればと思って書かせていただきました。

1週間のバリ滞在でしたが、まだまだ行きたりない場所が多々あります。

それと近い将来、バリに住んでみたいと言う気持ちが込み上げてきました。

長いブログになってしまいましたが、バリの休日を終えるにあたり、改めてバリの神秘的な魅力は、今でも健在だと言うことを実感しました。

最後のおまけ

来るときは26時間バスに乗ってきたわけですが、さすがにバスはもうコリゴリなので、帰りはジャカルタまで飛行機で戻ることにしました。

なお格安航空会社はトラブルが多いので、少し奮発し国営航空会社(ガルーダ航空)の系列のCity Linc航空にしました。

バリを3時30分に出発し、時差が1時間あり4時にはジャカルタに着きましたが、預けた荷物は待てども待てども出てきません。

City Link のスタッフを探し聞いてみると、すべての乗客の荷物は積み忘れ、バリの飛行場にまだあるとのことです。

バゲージ・クレームのカウンターに行くと、7時30分着の次の便で着くとのことでした。

宅急便で送ってもらうのも不安なので待つことにしました。

結局、後の便も遅れて、荷物が手元に届いたのは夜の9時でした。

次回のブログは、中途半端になってしまった「アクティブシニアビレッジ構想」に戻りたいと思います。

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